「ガチャーンと雷のような音」とともに民家に土砂流入 石垣や裏山の崩れ、姫路で相次ぐ 兵庫

民家裏の石垣が崩れ、窓ガラスを割って寝室に流れ込んだ=2日午後0時28分、姫路市的形町的形(撮影・辰巳直之)

 梅雨前線や台風2号の接近による大雨の影響で、兵庫県姫路市では2日、土砂崩れが相次いだ。同市的形町的形では午前11時ごろ、民家裏の石垣が崩れ、1階の窓ガラスを割って土砂とともに部屋に流れ込んだ。この家に住む男性(76)は「ガチャーンと、大きな雷が鳴ったような音がした。雨は降っていたけど、何の兆候もなかったのに」と声を震わせていた。

 また同市白浜町でも午前9時30分ごろ、空き家の裏山が崩れ、土砂が流入した。

 いずれもけが人はなかった。

© 株式会社神戸新聞社