アコヤガイ大量死の原因ウイルス 今年も検出 愛媛・愛南町

愛媛県愛南町の複数の海域で、今年もアコヤガイの大量死の原因となるウイルスが検出されました。

宇和海では、去年まで4年連続で真珠の母貝となるアコヤガイが大量に死んでいるのが確認されていて、愛南町は、去年から定期的に宇和海でのPCR検査を実施しています。

その結果、5月26日、複数の海域で海水とアコヤガイの稚貝から大量死の原因となるウイルスの遺伝子が検出されたということです。

これを受け、愛南漁協と愛南町は、生産者に対して母貝と稚貝の接触を避けることや、稚貝にストレスがかかる作業は様子をみながら行うなどの対策を呼び掛けています。

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