2日の広島県内は予測されていた大雨にはならず、ひと安心という方も多かったのではないでしょうか。気象庁は事前に中国地方から関東甲信地方にかけての広い範囲に線状降水帯の「予測情報」を発表していましたが、中国地方での発生はありませんでした。
2日は、非常に発達した雨雲が帯状につらなり、四国・近畿・東海地方では相次いで線状降水帯が発生。西日本から東日本の広い範囲で大雨となりました。
RCCウェザーセンター 末川徹 気象予報士
「午前7時半です。雨は降ったり止んだりを繰り返しています。通勤・通学の時間帯です。道行くほとんどの人が傘をさしている状況です」
一方、広島県など中国地方では、予想されていた非常に激しい雨は降らず、大雨にはなりませんでした。
気象庁は、中国・四国・近畿東海・関東甲信のそれぞれの地方を対象に最大で半日前予測を発表する「線状降水帯予測情報」を発表して警戒を呼びかけていましたが、1日の予想よりも発達した雨雲が南にずれて発生したため、広島県などの中国地方まで広がらず、大雨にならなかった形です。
あす3日の広島県内は、天気が回復して晴れる見込みです。