神戸市は避難指示や緊急事態宣言が発令された際に、六甲山系の山肌に設置してある「山麓電飾」と市役所を赤色にライトアップすることを決めた。
地震や風水害などの災害で複数の区に避難指示(警戒レベル4)が発令された場合と、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された場合が対象になる。
ライトアップするのは山麓電飾の一つ「市章山」と、高さ132メートルの市役所1号館最上部。市章山については3月から色を変更する遠隔操作が可能になったため、導入したという。
市危機管理室の担当者は「ランドマークをライトアップすることで、市民に対して視覚的に緊急性を訴えたい」と狙いを語った。(井沢泰斗)