木のおもちゃで遊ぼう 「福岡おもちゃ美術館」が基山に拠点

木のおもちゃで遊ぶ子どもたち=基山町の基山フューチャーセンターラボ

 木製のおもちゃで遊べる体験型施設「福岡おもちゃ美術館」(福岡市)が、基山町の基山フューチャーセンターラボに事務所を開設し、「木育(もくいく)おもちゃのひろば」を月に2回開催する。国産の木材を使ったおもちゃが並び、色や感触の違いを楽しみながら遊ぶことができる。

 ひろばには、同美術館が選んだおもちゃを置く。木製の楽器やままごとセットのほか、松や桜など16種類の木で作られた積み木、世界のおもちゃでも遊べる。開催日は毎月第2、第4木曜(午前10時~正午)。対象は未就学児で、6月は8、22日に開く。

 同美術館の石井今日子館長は「子どもの成長を育むとともに、ママたちの交流の拠点にもなれば」と期待した。

 おもちゃ美術館は東北から沖縄まで全国に11カ所あり、7月には高知県で12館目の開業を予定している。(鳥栖支社・井手一希)

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