WE初優勝の浦和L猶本光、絶妙ループの先制点は「1つ前の感覚が良かったので決められるかなと」

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WEリーグ初優勝を決めた三菱重工浦和レッズレディースのなでしこジャパンMF猶本光が、自らのゴールを振り返った。

【動画】優勝を手繰り寄せた猶本光の絶妙ループ

浦和は3日、Yogibo WEリーグ第21節で大宮アルディージャVENTUSと浦和駒場スタジアムで対戦。4-0で勝利を収めた。

引き分け以上で優勝が決まるという状況下、序盤から攻勢を強めた浦和は立ち上がりからシュートシーンを量産し、24分に猶本の絶妙なループシュートで先制点を挙げた。

前半終了間際には島田芽依が追加点を奪うと、後半には相手のミスに乗じて清家貴子が2ゴールをマーク。守っても無失点で90分を終え、文句なしの勝利でWEリーグ初優勝を達成した。

前節は同じく勝てば優勝が決まるという中で重圧を感じたか、AC長野パルセイロ・レディースに逆転負け。先制点を挙げた猶本は大宮V戦に臨むにあたり、チームの良さを再確認し、それをピッチで表現できたことが快勝に繋がったと語った。

「前節はやっぱり大きなプレッシャーの中でうまく自分たちのプレーが出せなかったので、本当にもう一度自分たちの良さを確認して、そこをしっかり表現しようということで、今日は良いプレーが出せたんじゃないかなと思います」

また、自身のゴールについては「キーパーも見えていた」と冷静に分析。ポジショニングも含めて狙い通りだったようだ。

「(試合はまず)失点しないように、(得点も別段)前半のうちに取れなくてもとは思っていたんですけど、マイナスのところ、相手がしっかりゴール前やペナの中を固めていたので、そこは結構時間があるなと感じていました」

「(ゴールシーンは直前に)1本シュートを打ったときに外しているんですけれど、その感覚が結構良かったので、次は決められるかなと思って、もう1回トライしました。良かったです、入って。軌道は見えていましたし、キーパーも見えていました」

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