菖蒲湯まつりのみこし完成 山代温泉で4日開幕

俵を積んでみこしを作る山代青年会員=加賀市山代温泉

 加賀市山代温泉で4、5日に開催される「菖蒲湯(しょうぶゆ)まつり」のみこし作りが3日、同温泉古総湯前で行われ、山代青年会の約40人が本番に向けて士気を高めた。

 会員は5月28日に収穫したショウブを俵に詰め、台棒に6個を積み上げて「菖蒲みこし」を完成させた。4年ぶりに復活する地元児童が担ぐ「代(しろ)っ子みこし」も準備した。

 4日夜に菖蒲みこしを引き回し、俵を古総湯に投げ込む入湯式が行われる。代っ子みこしは5日に温泉街を練り歩く。今井拓哉祭礼委員長(29)は「これまで以上に活気のあるまつりにしたい」と意気込んだ。

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