京都府南丹市美山町の道の駅「美山ふれあい広場」の一画で、ツバメのひながすくすくと育っている。観光客らは、親鳥からせっせと運ばれる餌に大きな口を開けるひなの愛らしい姿に目を細めている。
自動販売機やベンチが並ぶ屋外の休憩スペースに、五つほどの巣ができている。
5月下旬、土やわらで親鳥が作った横15センチほどの巣では、5羽ほどのひながひしめきながら、親鳥が運んでくる餌をぱくぱくと食べていた。
特産品を扱う近くの販売所の女性スタッフは「元気に育ってほしい。『落とし物』には遭わないように」と話した。7月ごろまで姿が見られるという。