漫画「はだしのゲン」連載開始50年 広島市内の映画館で記念イベント

50年前の6月4日、漫画「はだしのゲン」の連載が始まりました。広島市内では多くのファンが集まり記念イベントが行われました。

中沢ミサヨさん

、「未来を背負う子どもたちに伝えたい描き残したいという強い思いがありました。描くにあたっては子どもたちにどのように伝えるか苦労しておりました。」

広島市西区の横川シネマでは、週刊少年ジャンプでの連載開始50年を記念して、作者で11年前に亡くなった中沢啓治さんの半生を描いたドキュメンタリーなどが上映されました。

「はだしのゲン」は原爆投下前後の広島を舞台に主人公・中岡元がたくましく生き抜く姿を描いたもので、中沢啓治さんの被爆体験が元になっています。

「はだしのゲン」はこれまで英語や中国語など24の言語に翻訳され多くの人に読み継がれています。

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