レアル退団のアザール、最終戦で起用されず アンチェロッティ監督が理由を説明

5日に行われたリーガ最終節のアスレティック・ビルバオ戦に1-1で引き分けたレアル・マドリー。

退団が決まったカリム・ベンゼマ、マルコ・アセンシオ、エデン・アザール、マリアーノにとってはこの日がラストゲームだった。

ベンゼマは先発から74分間プレー、後半13分に投入されたアセンシオは後半アディショナルタイムに交代。2人を交代させたのはホームサポーターたちから喝采を浴びさせるためでもあった。

一方、アザールとマリアーノはベンチ入りしたものの起用されず。レアルはアセンシオで2つの交代枠を使うなど交代枠5つを使い切ったが、2人に出番は訪れなかった。

試合後、カルロ・アンチェロッティ監督はこう述べている。

「5人を交代させたし、勝ちたかった。

彼ら(アザールとマリアーノ)が出場させろと求めることはなかった。2人は違った別れになった。

ただ、彼らは他の選手のように目立ちはしなかったが、最後の日までプロ意識を見せてくれたことははっきりと言っておきたい。最大限の敬意を払う」

また、アンチェロッティ監督はアセンシオは変化を望んでおり、退団を選んだとも説明。

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一方、同じように契約が今季限りとなっているナチョとダニ・セバージョスについては残留するはずだとも述べている。

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