東京オリンピックで、金メダルを含む3つのメダルを獲得した磐田市出身の卓球・伊藤美誠選手が母校を訪れ、後輩たちに次のオリンピックへの決意を語った。
母校の磐田北小学校を訪れた卓球の伊藤美誠選手。金メダルを首にかけて会場に姿を現すと、約800人の子供たちが拍手と歓声で出迎えた。
伊藤選手は、後輩たちにメダル獲得の喜びを報告し、来年に迫ったパリオリンピックでの健闘を誓った。
(伊藤美誠選手)
「東京オリンピックで金メダルを取ったことは忘れられない」「しかし、それ以上に大きな目標ができて、次はシングルスで優勝することが自分の目標」
報告会では大勢の子供たちからパワーをもらったと話す伊藤選手。会見では“地元愛”を語った。
(伊藤美誠選手)
「静岡に帰ってくると癒やされるし、心を潤わせられる場所」「(心を)きれいにしてから、また頑張れる源にもなるので、しっかり休憩するところは休憩して、やることはやってというふうに突っ走っていきたい」
その後は、メダル獲得を記念して地元に祖父が建立した石碑の除幕式に参加。パリオリンピックに向け気持ちを新たにしていた。