限定400足!まるで新幹線のような靴「オニツカタイガー」 兵庫観光キャンペーンでコラボ、4万4千円

オニツカタイガーの兵庫デスティネーションキャンペーンコラボレーションシューズ(オニツカタイガー提供)

 兵庫県とJRグループなどが7月から始める大型観光事業「兵庫デスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、県内を走る新幹線をモチーフにしたシューズが発売される。アシックス(神戸市中央区)のファッションブランド「オニツカタイガー」とのコラボレーションで、キャンペーンを盛り上げる。

 新幹線500系、N700S、923形ドクターイエローをモチーフに、3モデルを製作。色、線のデザインとつや加工で、スピード感のある車体を表現した。中敷きには、DCのキャッチコピーから「HYOGO TERROIR JOURNEY」(兵庫テロワールジャーニー)の刻印を入れた。

 オニツカタイガーは、鬼塚(現アシックス)創業の1949年に神戸市で生まれ、海外でも高い人気を誇る。靴の素材には「神戸牛レザー」を採用。世界的に知られる高級牛肉「神戸ビーフ」となった但馬牛の皮革を、皮革産地・姫路の職人がなめす。

 同ブランドの広報担当者は「シューズの製作を通じ、兵庫に関心を集めることができたら」と話す。北播磨特産の播州織の生地をかばんの産地・豊岡で縫製したトートバッグとのセットで、1足4万4千円(22.5~31.0センチ)。限定400足。7月1日、公式オンラインストアと神戸店など直営5店舗で発売する。

 7月15日から、アシックススポーツミュージアム(神戸市中央区港島中町7)で、3モデルのミニチュアを作るワークショップを開く。全6回(他に7月29日、8月5日、19日、9月2日、16日)。公式オンラインストアで6月30日から受け付ける。1回15人まで、10歳以上。参加費千円。 (西井由比子)

© 株式会社神戸新聞社