ことしの平和式典 例年並みの規模で実施へ ロシアとベラルーシには招待状送らず 広島市

広島市は、ことしの原爆の日(8月6日)の平和式典について、コロナ禍以前の例年並みの規模で実施すると発表しました。

広島市では、新型コロナの感染拡大で2020年から平和式典の規模を縮小して開催していましたが、ことしはコロナ禍前の規模に戻し、会場全体で約7000席を設けるということです。

また、被爆者・遺族席と一般席は去年、実施した事前募集を止め、当日先着順の自由席にするということです。

さらに、中止していた広島国際会議場での平和式典の同時中継を再開し、屋内席として約2200席を設けます。

一方、ウクライナ侵攻で去年、式典の招待状を送らなかったロシアのプーチン大統領と駐日ロシア大使、駐日ベラルーシ大使には、ことしも招待状を送らないということです。

理由については、侵攻の状況が変わっておらず、「式典の運営に支障をきたす恐れがある」とした去年と同じだとしています。

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