宮崎カーフェリー 新船効果3年ぶり黒字 22年度収支見込み

 宮崎―神戸航路を運航する宮崎カーフェリー(宮崎市、郡司行敏社長)は5日、2022年度の収支見込みを公表し、経常利益が4億7300万円と3年ぶりの黒字となる見通しであることを明らかにした。2億9400万円の赤字だった前年度から大幅に改善した。燃油価格の高騰が続いた一方、昨年4月と10月には新船が就航。旅客数、貨物台数ともに前年度を上回り、各種政策や行政の支援もあって増収増益となる見込みとなった。

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