静岡県袋井市は、「ふるさと納税」で市県民税の控除を受けようとした人たちに対し、控除がされていない課税通知書を送付したと6月5日、発表しました。
袋井市によりますと、2022年の確定申告で「ふるさと納税」による市県民税の控除を受けようとした18人に対し、税額の控除がされていない課税通知書を送付したことが、対象の市民からの通報で発覚しました。控除が反映されていなかった税額は18人分、合わせて88万円だということです。
市はこの原因を、「ふるさと納税」の申告をする用紙を自動で読み取る装置の誤作動と、職員によるチェック不足としています。
市は対象者に対し、正しい通知書を送付するとともに、ダブルチェックを徹底するなどして再発防止に努めるとしています。