【カンボジア】アンコール遺跡観光客、1~5月は34.5万人[観光]

カンボジアを代表する観光名所である北西部シエムレアプ州の世界遺産アンコール遺跡群を2023年1~5月に訪れた外国人観光客は34万4,757人で、前年同期の7.5倍に上った。地元各紙(電子版)が伝えた。

アンコール遺跡群の収入を管理する国営アンコール・エンタープライズが発表した。1~5月の入域料収入は約1,606万6,000米ドル(約22億4,000万円)で同8.7倍になった。

いずれも大幅なプラス成長となったが、カンボジアの英字紙プノンペン・ポストによると、新型コロナウイルス感染拡大前の水準には届いていない。過去最高を記録したのは18年1~5月で、外国人観光客数が120万6,188人、入域料収入が5,499万3,391米ドルだった。

5月単月の実績は、外国人観光客数が前年同月比3.6倍の4万5,759人、入域料収入が同4倍の203万5,000米ドルだった。

アンコール遺跡群の入域券には1日券、3日券、7日券の3種類があり、価格はそれぞれ37米ドル、62米ドル、72米ドルに設定されている。

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