冨安健洋、移籍すべきアーセナルの5選手に指名される…他の4人は

プレミアリーグを2位で終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場を決めたアーセナル。

そうしたなか、『Football Transfers』は、この夏に移籍する必要があるアーセナルの5選手という話題を伝えた。その面子とは…。

DFキーラン・ティアーニー

2019年に2500万ポンド(43億円)でセルティックから移籍するとファンのお気に入りとして地位を確立した。

だが、昨季マンチェスター・シティから3200万ポンド(55億円)でオレクサンドル・ジンチェンコがやってくると彼の控えになってしまった。

昨季はリーグ戦6試合にしか先発できず、プレミアリーグで出場できていない最高の左サイドバックといえるかもしれない。シティやニューカッスルがオファーの準備をしていると伝えられている。

MFグラニット・ジャカ

アーセナル加入以降、最も素晴らしいシーズンのひとつを過ごした。

クリスマス以降はより前に出る許可を与えられ、7ゴールを記録。だが、デクラン・ライスとモイセス・カイセドが加入した場合、その最大の犠牲者は彼になる。

すでにレヴァークーゼンが1500万ユーロ(22億円)での獲得に合意したと伝えられている。

ただ、バイエルンを率いるトーマス・トゥヘル監督も、ヨシュア・キミッヒをより前でプレーさせるための人材としてジャカに興味を示している。

FWフォラリン・バログン

今季、スタッド・ランスに貸し出されると、21ゴールと輝きを放った。

だが、このアカデミー育ちのFWは、来季もレギュラーでプレーしたいのなら、また移籍しなければいけないかもしれない。

アーセナルがドゥシャン・ブラホヴィッチを獲得するかどうかにかかわらず、カブリエウ・ジェズスとエディ・エンケティアが立ちふさがるからだ。

マルセイユやRBライプツィヒなどチャンピオンズリーグに出場するクラブが興味を示している。

FWリース・ネルソン

彼もアカデミー出身者として、ローン先で輝いた選手だ。2018-19シーズンにはユリアン・ナーゲルスマン監督が率いていたホッフェンハイムに貸し出され、キャリアハイのプレーを見せた。

ただ、3月のボーンマス戦では劇的な逆転ゴールを決めるなど、最近になって、また才能の片りんを見せつけている。

とはいえ、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルチネッリ、レアンドロ・トロサールがいるウィングのポジションには単純に居場所がない。

アーセナルはバルセロナFWラフィーニャなど第4のウィングを探していると伝えられており、彼はこの夏にフリーで退団するチャンスを掴むべきだ(アーセナルとの契約は今年6月末まで)。

DF冨安健洋

逆サイドのティアーニーと同じように彼も右サイドバックとして定位置を掴んでいた。

だが、複雑な守備陣のシャッフルによって、その座を失った。ウィリアン・サリバがCBでのチャンスを与えられたため、ベン・ホワイトが右サイドで活躍するようになったのだ。

アーセナルは夏の移籍市場でジョアン・カンセロやサシャ・ボエら右サイドバックの補強に動いており、冨安はその才能を他の場所で発揮する時が来たように見える。

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右サイドの補強が行われた場合、冨安の立場は厳しくなるという見方をしているようだ。ただ、左サイドもこなせるうえ、センターバックでも起用できる冨安はアーセナルとっても有用な人材のはず。

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