【速報】聴覚障害避難民、妻も入所 大分の福祉施設、ロ侵攻で

障害者の自立を支援している大分県別府市の社会福祉法人「太陽の家」は7日、市内で運営する福祉施設に入所している聴覚障害があるウクライナ避難民バーディム・コバレンコさん(51)の妻アンナさん(55)を受け入れたと発表した。アンナさんにも聴覚障害があり、法人ではバーディムさんと同様、希望に応じた就労機会を提供する方針。法人では、ロシアの侵攻を受けて障害があるウクライナ避難民の受け入れを開始。バーディムさんは最初の避難民として、昨年9月から施設の利用を始めた。一方、アンナさんは慣れない日本での暮らしへの不安からウクライナにとどまっていたが、夫の説得を受け訪日を決意。5月28日に成田空港に到着し、再会を果たした。

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