【カンボジア】バベット高速道、7日に着工[運輸]

カンボジアで7日、首都プノンペンと南東部スバイリエン州バベットを結ぶ高速道路(バベット高速道)の建設工事が始まった。同国で2番目の高速道路で、2027年の完成予定となっている。クメール・タイムズ(電子版)が伝えた。

バベット高速道は全長135.1キロメートル。総工費は13億5,000万米ドル(約1,880億円)で、中国交通建設集団(CCCC)傘下の道路・鉄道建設大手である中国路橋工程(CRBC)が建設を請け負っている。開発にはBOT(建設、運営、譲渡)方式を採用し、事業者に運営を委託する期間は50年という。

カンボジアでは、高速道路を開発する動きが活発になっている。プノンペンと南部シアヌークビルを結ぶ国内初の高速道路が2022年に開通。バベット高速道に次ぐ、プノンペンと北西部シエムレアプを結ぶ高速道路(シエムレアプ高速道)の建設に向けた事業化調査(FS)も進んでいる。

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