七ツ釜鍾乳洞で「地底探検ツアー」再開 西海市観光協が予約開始

七ツ釜鍾乳洞の未公開エリアなどを巡る「地底探検ツアー」(西海市観光協会提供)

 長崎県西海市観光協会は新型コロナウイルス感染症の影響で休止していた七ツ釜鍾乳洞(西海町)の地底探検ツアーを再開。今月から参加予約を受け付けている。
 一般公開していない入洞禁止区域などをガイドの案内で巡るツアー。区域内は、長年の侵食でつくり出された空洞の世界が手付かずのままとなっている。公開部分を見学する観光コースとは、ひと味違う地底の神秘を体感できる。
 鍾乳洞入り口から最深部の一つ「千枚積(せんまいづみ)」までの約800メートルを約2時間かけて往復。ヘッドライトの明かりを頼りに、流れ込んでいる水の中を歩き、途中、滝やほふくでしか進めないポイントもある。同協会は「日常を忘れて、探検気分を楽しんで」とPRする。
 参加資格は2人から10人までのグループで、小学4年以上が対象(未成年者は保護者の証明が必要)。体験料は1人2500円(保険料込み)。実施日の1週間前までの予約が必要で、同協会七ツ釜鍾乳洞事務所や旅行予約サイト「じゃらんnet」、レジャーなどの予約サイト「アソビュー!」で受け付けている。問い合わせは同事務所(電0959.33.2303)。

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