レッズが連夜のサヨナラ勝利 前日デビューのデラクルーズは初本塁打

【ドジャース6-8×レッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

レッズは6対6の同点で迎えた9回裏に、ウィル・ベンソンのメジャー初ホームランとなるサヨナラ本塁打が飛び出し8対6でドジャースに勝利。連日のサヨナラ勝利で連勝を3に伸ばした。レッズ4番手のアレクシス・ディアスが2勝目(1敗)をマークし、痛恨のサヨナラ弾を浴びたドジャース6番手のエバン・フィリップスが2敗目(1勝)を喫している。

試合は前日に続き、序盤から激しい乱打戦となった。ムーキー・ベッツの先頭打者アーチで空中戦の口火が切られると、レッズも2点を追う1回裏に注目のルーキー、エリー・デラクルーズがメジャー第1号2ランを放つ。ドジャースもミゲル・バルガスの6号ソロ、ウィル・スミスの9号2ランなどで応戦し6対2とリードしたものの、3回裏に再びレッズ打線が反撃。犠牲フライとタイムリーで2点差とすると、タイラー・スティーブンソンの4号2ランで試合を振り出しに戻した。

両チーム合計5本のホームランが飛び交った序盤戦から一転して中盤以降は両チームとも打線が沈黙。同点のまま進行した試合が決着したのはこの日も9回裏だった。無死1塁で打席に入ったベンソンが2ストライクから粘りを見せると、5球目を捉えてライトスタンドへサヨナラの2ランホームラン。打率1割台と苦しんでいた24歳の若手が一振りで試合を決めた。

レッズは前日サヨナラ打のルーキー、マット・マクレーンに続き、この日も2年目のベンソンがサヨナラ弾と若手の活躍が目立っている。さらに前日のデビュー戦から2日連続で「4番・三塁」での出場となったデラクルーズが458フィート(約140m)の特大弾を放ってみせるなど、初安打を記録した前日に続く活躍で、メジャーの舞台を全く苦にせずアピールを続けている。若手野手陣の台頭で、現在地区3位のレッズが一気に上昇ムードだ。

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