G7広島サミット カナダ首相 原爆資料館を再訪問 広島

先月行われたG7広島サミットで、初日に首脳がそろって原爆資料館を視察した後、カナダのトルドー首相が自ら希望して滞在中に再度訪れていたことがわかりました。

日本政府関係者によりますと、トルドー首相はサミット初日の5月19日にG7首脳で原爆資料館を視察した後「展示物をじっくり見たい」と希望して、サミット最終日の21日にあらためて訪れたということです。

トルドー首相は19日の視察の後に芳名録に記帳し「被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩にカナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。あなたの体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう」とメッセージを残しています。

G7広島サミットでは初日の19日に各国首脳が約40分間資料館を訪れましたが、詳しい視察内容は公開されていません。

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