アルファロメオが『ジュリア』と『ステルヴィオ』を仕様変更。限定車“Rosso Speciale”も設定

 現代のアルファロメオブランドで、その中軸を形成するスポーツサルーン『Giulia(ジュリア)』と、同じプラットフォームを共有するSUVモデル『Stelvio(ステルヴィオ)』が仕様変更を受け、先進的なライティングテクノロジーやフルデジタルメーターを新たに標準装備。併せて限定車の“Rosso Speciale(ロッソ・スペチアーレ)”をラインアップに追加し、6月3日より発売開始となっている。

 グループ内でも肝入りの新開発プラットフォームとして産声を挙げた『Giorgio(ジョルジョ)』を採用した両車は、その卓越したスポーツ性能の高さと先鋭的なイタリアンデザインで人気を集め、新生アルファを印象づける代表的モデルに成長を遂げた。

 その両モデルが仕様変更を受け、さらに際立つスポーティネスを備えたデザインに進化。エクステリアは、アルファロメオの特徴でもある“トライローブ”と呼ばれる逆三角形の盾型フロントグリル部分と、テールランプに最新の意匠を施し、フルLEDマトリクスヘッドライトの新規採用と合わせて、先進的でスポーティなデザインに仕上げられた。

 一方のインテリアでは、新たに12.3インチのデジタルクラスターメーターを標準装備し、インフォテイメントシステムをより充実させている。

 今回の仕様変更に伴い、エクステリアには情熱に溢れるエトナレッドを纏い、サンルーフを装備した“ロッソ・スペチアーレ”を設定。ジュリアで20台、ステルヴィオで13台が用意される。

 各車のグレード構成もわずかに変化し、サルーンのジュリアは2.0リットル直列4気筒ツインスクロールターボ(280PS/400Nm)搭載の“Veloce”のモノグレードと限定車の構成となり、価格は655万~680万円に。

 一方、全車に“Q4”の名を冠したステルヴィオは、2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル(210PS/470Nm)搭載の“Ti”と“Veloce”に加え、ガソリンの“Veloce”と限定車の合計4グレードとなり、価格は703万~820万円(いずれも税込)となっている。

Rosso Speciale(限定車)公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/models/special-series/rossospeciale

アルファロメオの特徴でもある”トライローブ”と呼ばれる逆三角形の盾型フロントグリル部分と、テールランプに最新の意匠を施し、フルLEDマトリクスヘッドライトを新規採用した
インテリアでは、新たに12.3インチのデジタルクラスターメーターを標準装備し、インフォテイメントシステムをより充実させている

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