純米酒「鬼剣舞」のパッケージで大賞 北上の男性、新聞用紙使い

「鬼剣舞」を新聞紙でパッケージングした大賞作品を紹介する八重樫裕己さん

 地場商品のパッケージデザインを審査する初開催の「きたかみクリエイティブコンテスト(KCC)」の大賞に、北上市のデザイナー八重樫裕己(ゆうき)さん(41)の作品が選ばれた。地元の喜久盛酒造の特別純米酒「鬼剣舞」について、商品説明や伝統芸能としての由来をデザインした新聞用紙でラッピングした。「将来的に観光客向けの土産品として展開できれば」と実用化を探る。

 同市のいわてNPO―NETサポート(小瀬川泰志代表理事)の主催。北上信用金庫の協力で▽冷凍展勝地ラーメン(展勝地)▽鬼剣舞▽シフォンケーキ(ケーキの国アリス)▽和賀ロール(洋菓子工房ケーキ屋shimizu)のパッケージを再デザインし、県内外から応募のあった53点を審査した。

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