県産大麦8㌧が「最高」 能美で初検査

大麦の粒の形や光沢を調べる職員=8日午前9時16分、能美市粟生町

 石川県産大麦の初検査は8日、能美市粟生町のJA能美西部ライスセンターで行われ、同市と川北町で刈り取られた「ファイバースノウ」8トン全量が最高ランクの1等に格付けされた。

 JA職員7人がサンプルの粒を皿に広げ、粒の形や光沢、水分含有率などを調べた。JA能美によると、今年は3月に好天が続いた影響で、順調に生育し、品質は良好という。

 JA能美、根上管内は県内最大の大麦産地で、能美市と川北町の農家65軒が約364ヘクタールで作付けしている。県内では約1660ヘクタールで作付けされ、7月下旬ごろまでに約5千トンの収穫を見込む。

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