〈動画あり〉上越市民に勝利届け、太陽誘電ソルフィーユ、上越ラウンド前に決意、市長を表敬

 日本女子ソフトボールの「ニトリJD.リーグ2023」第8節上越ラウンド(10・11日、上越市高田城址公園野球場)を前に、昨年に続きホームゲームとして戦う「太陽誘電ソルフィーユ」のメンバーが8日、市役所を表敬訪問し、勝利を誓った。

中川市長や早川教育長らを表敬訪問し、上越ラウンドでの勝利へ意気込む太陽誘電ソルフィーユのメンバー

 一行は選手、監督、スタッフを合わせ総勢24人で、7日に上越入りした。市役所木田庁舎の市民ホールで職員らの歓迎を受け、山路典子監督は「今年は何とか2勝できるように選手一同頑張ってまいります。お時間ある方は直接、来ていただけるとうれしい」と代表してあいさつした。
 市長表敬訪問は場所を移して行われ、山路監督が今年のチームを紹介。「若い選手が多く、毎試合いろいろなことを吸収している最中。今までやってきたことを試合に出せるように頑張りたい」とあらためて決意を語った。

上越市役所を訪れ、1階市民ホールで職員らの歓迎を受ける太陽誘電ソルフィーユチーム

 中川幹太市長は昨年の盛り上がりを振り返り、「選手の一生懸命な姿、大きな声で気合を入れている様子は上越の子たちにもびんびん伝わる。(上越市を)セカンドホーム(準本拠地)にしていただいていることは大きなこと。ご活躍を祈念している」と交流継続を願った。
 早川義裕教育長は「子どもたちに活躍する姿を見せていただき、あんなふうになりたいなと思う子が上越からたくさん出てくればうれしい。ソフトボールの楽しさ、スポーツの喜びを伝えていただきたい」と期待した。
 中溝優生主将(24)は「昨年もこちらで試合を行い、(本拠地の)群馬よりも観客が多く、うれしい思いで試合ができた。新しいメンバーで、見ている人にわくわく、興奮、感動をたくさん伝えられるように頑張りたい。アグレッシブなプレーを見せたい」と意気込みを示した。続いて選手一人一人が自身の特長や決意などを表明し、曽根はん奈投手(23)が「好きな言葉は上越市です」と話すと、場が沸いた。市からはコメや特産品が贈られた。
 昨年は2日間で計3試合あり、観客は延べ3105人。上越市内からの来場が多く、リーグ戦全体でも上位に入る観客動員数を記録したという。
 表敬訪問には新潟太陽誘電(頸城区上吉)の山田英夫社長、新潟県ソフトボール協会の坂井紀代美事務局長らが同席した。

◇市役所での歓迎の様子

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