シャビ、メッシのインテル・マイアミ移籍に理解。ネイマールにも言及

写真:メッシの立場、考えを最大限に尊重し、エールを送ったシャビ ©Getty Images

バルセロナのシャビ監督が、インテル・マイアミへの移籍を決断したかつての盟友アルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて言及した。スペイン『アス』紙の電子版が伝えている。

シャビ監督は、バルセロナへの復帰を望んでいながら最終的にインテル・マイアミへの移籍を決断したメッシについて「最近の数日間で彼の中で考えに変化があったように感じる。この数週間で、これほどまでに変化がはっきり見えたことはなかった」とコメント。

さらに次のように続け、メッシの決断に理解を示した。

「彼の決断を尊重しなければならない。彼の立場に身を置き、共感しなければならない。『レオであり続けること』は簡単なことではない。常に10番の役割を求められ、注目を浴び続ける。心休まることはないだろう。(パリ・サンジェルマンで過ごした)最近の2年間も楽しい時間を過ごすことはできなかったようだし、だからこそ心の安らぎを求めたのだろう」

メッシは「シャビとはたくさん話をした」としているが、シャビもこれに同調した。

「我々はたくさん話をした。クラブや彼自身など、様々な側面で大きな期待を抱いた。しかし、時として状況がそれを許さないことがある。とにかく彼自身が、家族とともに静かな日々を過ごすことを望んだ。彼自身の決断であり、それは尊重しなければならない」

「彼が戻って来てくれると確信していた」と悔やんだシャビだが、最後は「すべてがうまくいくことを願っている」とかつての盟友にエールを送った。

また、シャビはバルセロナに“逆オファー”を送ったとされているパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールについても言及した。

「彼は我々のプランには入っていない。優先順位は他にある。獲得すべきはピボーテとインサイドハーフの選手だ。いくつかの名前が机上に上がっている。ファイナンシャル・フェアプレーの問題があるのですべての補強が実現するとは限らないが、どれかがうまくいかなくてもいいように、複数のプランを練っている」

© 株式会社SPOTV JAPAN