日大山形、鶴岡東は4強逃す 春季東北高校野球

〈盛岡三―日大山形〉八回裏日大1死一、三塁、4番遠藤海星の左前適時打で2―6とする=岩手県花巻市・花巻球場

 第70回春季東北地区高校野球大会は第2日の8日、盛岡市のきたぎんボールパークと花巻市の花巻球場で準々決勝4試合を行った。県勢は第1代表の鶴岡東が八戸学院光星(青森2)に0―7で八回コールド負けし、第2代表の日大山形は盛岡三(岩手3)に2―6で敗れた。

 鶴東は序盤こそ先発の三好航生が粘りを見せて競り合ったが、継投後の六回以降に畳みかけられた。打線は5安打に封じられて反撃の糸口をつかめなかった。日大は初回に1番清野隆之輔のソロ本塁打で同点に追い付いた。徐々に点差を広げられ、八回に4番遠藤海星の左前適時打で1点を返すのがやっとだった。

 休養日を挟み、第3日の10日にきたぎんボールパークで仙台育英(宮城1)―盛岡三、明桜(秋田1)―光星のカードで準決勝が行われる。

〈鶴岡東―八戸学院光星〉3回を無失点に抑えた鶴東の先発三好航生=盛岡市・きたぎんボールパーク

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