ヴィクトワール広島 地元レース開催を発表 7月8日 佐木島 9日 広島市西区

自転車ロードレースのプロチーム「ヴィクトワール広島」が、ホームレースの開催を発表しました。

広島市役所での記者会見で発表されたのは、7月8日の「サギシマロードレース」(三原市)と、7月9日の「ヒロシマクリテリウム」(広島市西区)の2レースです。

会見には、ヴィクトワールの選手や監督だけでなく、所属するリーグの 片山右京 チェアマンも出席しました。

ジャパンサイクルリーグ 片山右京 チェアマン
「ヴィクトワール広島は、若い選手や監督が地元の協力を得ながらやっていて、活気がある。レースも演出も新しくて力が入っている。街をスタジアムにしてお祭りにしたい」

特に広島クリテリウムは、広島市西区商工センターの市街地コースを選手たちが周回。その迫力に1万人近い観客動員も予想されています。

片山右京 チェアマン
「クリテリウムは外的要素が少なく、フラットで純粋な力勝負。誰が勝つか分からない、どんなに強い選手をそろえていても。そういうハラハラ・ドキドキの中でヴィクトワールが本当に地元で見せてくれるかというのは見どころの1つじゃないですか」

今シーズンのヴィクトワールは、世界トップ選手の ベンジャミン・ダイボール など補強にも成功し、現在、リーグ3位とチームは絶好調。アウトドアブームや脱炭素の社会の流れを受け、今大会はこれまで以上の盛況も予想されます。

ヴィクトワール広島 中山卓士 監督
「クラフトビールも販売して、コラボビールとかもやるので、楽しんでもらいながら会場エンターテインメントな形になれればいいと思っているので、会場にぜひ、応援に来てほしい」

ヴィクトワール広島 久保田悠介 選手
「7月8日・9日、優勝めざしてがんばります。ぜひ、会場にお越しください」

― ヨーロッパで盛んな自転車ロードレースは、「カランコロン」と鳴るカウベルでの応援が一般的ですが、広島では会場で配布するハリセンで独特の雰囲気を作りたいようです。販売されるクラフトビールもヴィクトワールのオリジナルのようです。例年、とても暑い時期ですが、ぜひ、会場で楽しんでください。

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