広島高速5号 二葉山トンネル工事 地盤の隆起 調査結果を説明

約半年間工事が止まっている広島高速5号線二葉山トンネルについて、中断の理由を高速道路公社が住民らに説明しました。

二葉山トンネルの掘削工事は去年12月に地盤が隆起したため5カ月余りに渡り中断しています。

高速道路公社は住民と定めた数値を超える2.5mmの地盤隆起が起きた原因について「地盤沈下を防ぐため高い圧力で掘削機を動かしたため」と説明しました。

この説明に住民らは納得できないとしてさらなる調査を求めました。

二葉山トンネルを考える市民の会 越智秀二代表「このままではゴーサインなんて認められない。異常隆起を含めていろんな問題を起こす可能性が非常に高いと思う」

高速道路公社は今月16日に住民の意見を聞く場を設けるとともに専門家の会議を開き、工事再開にあたっての対応策などを協議することにしています。

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