【WEB限定】栃木県の「好きなところ」は? SNSアンケート 925の「栃木愛」 #私の好きなとちぎ

 栃木県150周年を記念し、下野新聞社デジタル報道部は5月26日から6月4日まで、「とちぎの好きなところ」を聞く交流サイト(SNS)アンケートを実施した。SNSの特性を生かして広く募集した結果、延べ10日間で県内外の750人から回答を得ることができた。第1位はSNSならではの結果となった。アンケートに併せて「栃木県」に対するお祝いコメントも募集した。

 アンケートは下野新聞の記事配信を行う公式Twitter(ツイッター)とデジタル報道部の公式ツイッター、Instagram(インスタグラム)を使用して呼びかけ、「栃木県の好きなところ」とそれに関するエピソードや理由を聞いた。複数回答する人も多く、全体で925個の「好きなところ」が集まった。回答内容は多岐にわたり、集計した242項目のうち、回答人数が1人の項目は145項目と半数以上を占める結果となった。

 本県のイメージが強い「イチゴ」や「ギョーザ」を圧倒的に抑え1位に輝いたのは人気YouTuber(ユーチューバー)の「しるこ」さん。下野新聞社のSNSを普段利用、閲覧している読者層から圧倒的な支持を得た。次いで14票差で「宇都宮ブレックス」がランクインした。トップ4には「宇都宮ブリッツェン」が入り、県内プロスポーツの人気の高さをうかがわせる。

 回答内容は「人・キャラクター」「食べ物」「スポーツ関連」「場所・地名」「その他」の五つにジャンル分けした。回答の多かったジャンルは「人・キャラクター」と「場所・地名」で、2ジャンルが全体の半数超を占めた。

 回答者の年代は9歳以下から70代以上で、最も多い年代は40代となった。性別だと全体の6割が女性の回答だった。

 お祝いコメントや「好きなところ」に関する理由、エピソードには温かい言葉が並んだ。県外在住者からは、回答してくれた「好きなところ」をきっかけに、「栃木県が好きになった」「栃木県に行きたい」とするコメントも目立った。

 期間中は県内関係者からの引用リツイートや呼びかけもあり、「#私の好きなとちぎ」でSNSに投稿する様子も見られた。魅力度ランキングでは下位の結果となっているが、SNS上には「栃木愛」があふれていた。

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