栃木県が「スポーツコミッション」を7月設立へ 県議会通常会議・質問戦初日

 福田富一知事は9日、栃木県が新たに設立を目指している地域資源とスポーツを融合した「スポーツツーリズム」のけん引役となるスポーツコミッションについて7月末に設立する方向で準備していることを明らかにしました。

 これは9日開かれた県議会の代表質問でとちぎ自民党議員会の岩崎信議員の質問に答えたものです。これまで福田知事はスポーツコミッションについて今年度(2023年度)中に設立すると説明していて具体的な時期は公表されていませんでした。

 スポーツコミッションは、市や町、県内のプロスポーツチームや企業などで構成され、国際大会を含むスポーツ大会やイベント、合宿などの誘致を目指します。

 また、業務の効率化や行政サービスの向上のため県が活用を検討している人工知能・AIを使った対話型サービスチャットGPTをはじめとした生成AIなどを利用する際のルール作りについて、国の議論を踏まえながら県民や市、町と連携して年度内にも条例を制定する考えを明らかにしました。

 このほか9日は、民主市民クラブの土屋晃子議員と県民クラブの塩田ひとし議員が一般質問に立ちました。

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