ケガゼロプロジェクト

けがに泣くスポーツ選手をなくすことを目的にした「ケガゼロプロジェクト」が大田のグラスハウスを拠点に始まった。身体機能を測定して将来のけがのリスクを予想する。一般向けの測定会が11日に開かれる。
一般社団法人日本スポーツ障害予防協会(東京都)が2018年から始めたプロジェクト。10万人のスポーツ選手のデータをもとに、けがの種類ごとに共通因子を分析。けがとの関連性が強い身体機能12種目21項目を測定し、将来的なけがの危険性を割り出す。所要時間は1人10分程度。
グラスハウスは県内唯一の拠点施設で、県北ではこれまでに美作高校ソフトボール部などが受けている。同協会公認インストラクターで健康運動指導士の野中健志アシスタントマネージャー(45)は「トレーニングする際に、どこをどう鍛えていけばいいのかはっきり分かる。いまスポーツをしている人も、最近身体を痛めやすくなっている人も、この機会にぜひ自分の体の状態を知ってほしい」と話している。
11日の測定会はグラスハウスであり、対象は小学4年生以上の男女。4回に分けて開催、各回定員8人、要予約。費用は小中高校生1500円、大人2000円。
申し込み、問い合わせは、グラスハウス(℡277140)。
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ケガゼロプロジェクトのポスターを手にする公認インストラクターの野中さん

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