外壁修繕工事中に20メートル転落 29歳作業員が死亡 広島

9日、広島県呉市の工事現場で転落事故があり、29歳の作業員が死亡しました。

事故があったのは、呉市広多賀谷にある工事現場です。

警察によりますと、9日午後4時ごろ、集合住宅の外壁修繕工事のために組んでいた足場を解体中にパイプの外れる大きな音がして、高さ20mのところにいた作業員が転落するのを同僚作業員が目撃しました。

転落したのは、広島市東区に住む中国籍の李晶さん(29)で、頭などを強く打っていて、救急搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されたということです。

李さんは、ヘルメットを着用していたということですが、警察は、いきさつや、どのような安全対策がとられていたのかなどを調べています。

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