チャンピオンカレー「冷やしカレー」始めました…新感覚、7月3日から全国店舗で限定メニュー

冷やしカレー

 チャンピオンカレー(本社石川県野々市市)は7月3日から、限定メニュー「冷やしカレー」を直営店とFC店23店舗で販売すると発表した。ごはんもルーも冷たく仕上げており「新感覚のカレー」とPRしている。

 同社の発表によると、食欲がない暑い夏の日でも食べられるカレーを目指し、約10年前から構想を練っていたという。夏が来るたびに繰り返されていたこの構想を形にしようと、開発担当者がカレーソースをおいしいまま、冷やす戦いがスタート。チャンピオンカレーのカレーは「ラード」を使用しており、「“チャンカレらしさ”を残しつつ、冷えていても美味しい」カレーを作るのは難題だったという。

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 試作を重ね、チャンピオンカレーのスパイスやうま味を使って完成させた。冷たいカレーは「キリっとした辛さが特徴の、未体験のカレー」。2020年には「冷やしカレー」の源流となる商品を販売したものの、開発担当者がルーを作っていたため「野々市本店」でしか販売できなかった。好評ということもあり、工場での大量生産へ。3年の時を経て全国展開を実現させた。

 冷たいカレーに酢飯を合わせ、ダイスカットトマトと蒸し鶏、ヤングコーン、ネギをトッピング。酸味や食感のアクセントがあり「食欲がない暑い日でも飽きずに食べ進められる」とPRしている。“味変”には、ミルで挽く山椒を用意した。通常のカレーライスよりコメの量は少なくなっているという。

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 福井県内の店舗は北四ツ居店の1店舗。税込み1000円で、店舗により1日の食数限定となる場合もある。在庫がなくなり次第販売終了する。

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