3冠王者シティ、最初のターゲットはクロアチアの新鋭DFか

写真:3冠王者の最初のターゲットと見られるグヴァルディオル ©Getty Images

チャンピオンズリーグでクラブ史上初の優勝を飾り、3冠達成で2022-23シーズンを締めくくったマンチェスター・シティ。ここからはチームの刷新が本格化すると見られており、最大のターゲットとしてクロアチアの新鋭DFの名前が挙がっているという。

イングランドのウェブメディア『フットボール・インサイダー』によると、マンチェスター・シティはライプツィヒに所属するクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルの確保に向けて全力を尽くす意向で、すでに6月9日にはクラブ間で最初の話し合いを実施。これから交渉が本格化していくようだ。

現在21歳のグヴァルディオルは2022-23シーズン、ライプツィヒで公式戦41試合に出場し、3ゴールを記録。クロアチア代表の一員としてカタール・ワールドカップにも出場し、最終ラインの中軸としてチームの3位入賞に貢献してその名声を一気に高めた。

2022年9月にはライプツィヒとの契約を2027年6月まで延長。その際、契約解除金を1億ポンド(約175億2260万円)に設定したそうだが、この金額が有効になるのは2024年夏を待たなければいけないという。

そのため、今夏であればそれよりも安い金額でグヴァルディオルを獲得することが可能であり、マンチェスター・シティは8000万ポンド(約140億1810万円)を超える金額を支払う準備があるという。

グヴァルディオルに対してはリヴァプールも関心を示していたが、8000万ポンド超という金額を前に獲得を断念。一方、資金力が豊富なマンチェスター・シティにとっては支払えない額ではない。

マンチェスター・シティにはポルトガル代表DFルベン・ディアス、オランダ代表DFナタン・アケ、イングランド代表DFジョン・ストーンズ、スペイン代表DFアイメリク・ラポルト、スイス代表DFマヌエル・アカンジと各国代表クラスのセンターバックをそろえているが、ここにグヴァルディオルを加えることで守備陣のさらなる強化を目指している。

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