NHK杯長崎県高校野球 鎮西学院と大崎 11日決勝

【準決勝、鎮西学院―長崎商】散発3安打で完封した鎮西学院の木下=県営ビッグNスタジアム

 第71回NHK杯長崎県高校野球大会第4日は10日、長崎市の県営ビッグNスタジアムで準決勝が行われ、鎮西学院と大崎が決勝に進んだ。
 鎮西学院は長崎商を2-0で退けた。三回に先頭久保の四球と川副の犠打で1死二塁として、中山の右中間適時三塁打と方違の左前適時打で2点を奪った。その後は三塁を踏めなかったが、エース木下が相手打線を散発3安打で完封。終盤はピンチを背負いながらも要所を締め、バックも無失策でもり立てた。

【準決勝、大崎―長崎日大】3回表大崎1死一、二塁、川原が左翼線へ先制二塁打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 大崎は長崎日大に10-2で七回コールド勝ち。三回1死一、二塁から川原の左翼線適時二塁打と宮原の中犠飛で2点を先行すると、2-1の五回は堀江の右翼線三塁打を足がかりに、一挙5得点で突き放した。六回にも重盗と川原、宮原の長短適時打で3点を追加。投げては先発大橋が7回を自責点1と力投した。
 最終日は11日、ビッグNで鎮西学院-大崎(13時5分)の決勝を実施する。

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