NHK杯長崎県高校野球 大崎など4強決定 10日準決勝

【準々決勝、海星-大崎】4回裏大崎1死一、二塁、塚野が左中間へ2点三塁打を放つ=県営ビッグNスタジアム

 第71回NHK杯長崎県高校野球大会第3日は7日、長崎市の県営ビッグNスタジアムなどで準々決勝4試合が行われ、大崎、長崎日大、鎮西学院、長崎商が準決勝に進んだ。
 選抜出場校の海星と春の県大会王者の大崎の試合は、大崎が4-2で競り勝った。1点を先制された直後の四回一死から、中村、川原、宮原、塚野の長短4連打で3点を奪って逆転。六回に1点を返されたが、その裏に川原、宮原の連続二塁打で再びリードを広げた。投げては野口惺が9回2失点で完投した。
 海星とともに春の甲子園に出場した長崎日大は2年生右腕の西尾が140キロ前後の直球を軸に、5回参考ながら完全試合を達成。諫早に10-0のコールドで大勝した。鎮西学院は九州文化学園を7-3、長崎商は創成館を6-3で退けた。
 第4日は10日、ビッグNで鎮西学院-長崎商(10時)、大崎-長崎日大(12時30分)の準決勝を実施する。

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