【撮り鉄】少年書類送検 踏切の非常ボタン6か所押した疑い 神奈川県の男子高校生「電車を撮りたくて」(静岡・沼津市内の踏切)

2023年1月、JR東海道線を撮影しようとして6か所の踏切の「非常ボタン」を押した疑いで、神奈川県の男子高校生が書類送検された。高校生は「電車を撮りたかった」と話しているという。

威力業務妨害の疑いで書類送検されたのは、神奈川県横須賀市の17歳の男子高校生。

警察などによると、男子高校生は2023年1月7日、午前7時前から約20分の間、沼津市内にある東海道線踏切の6か所の「非常ボタン」を押し、列車を運休させたなど業務を妨害した疑いがもたれている。

これにより当時、29本の列車に運休や遅れが生じ、約4970人の利用客に影響がでた。男子高校生は鉄道写真の愛好家、いわゆる「撮り鉄」で、東海道線を撮影するため県内を訪れていた。

「電車を撮りたくて非常ボタンを押した」と話し、容疑を認めているという。

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