恐竜ロボ、さらに増えて50体…福井県勝山市のディノパーク2023年7月リニューアル “看板恐竜”は全長10m超の実物大

リニューアルに向け、全長10メートルを超えるカマラサウルスの実物大ロボットなどが設置された「かつやまディノパーク」=6月9日、福井県勝山市の長尾山総合公園

 福井県勝山市の長尾山総合公園内の屋外アミューズメント施設「かつやまディノパーク」が7月14日、リニューアルオープンする。県立恐竜博物館のリニューアルオープン日に合わせた。動く実物大の恐竜ロボットを現在の44体から50体以上に増やすなどしており、運営するNPO法人「恐竜のまち勝山応援隊」は「より楽しく過ごしてもらえる」としている。

 6月9日の水上実喜夫市長の定例会見で、同席した同NPO法人の川尻進理事長が発表した。水上市長は「公園全体が名実ともに恐竜のエリアになっていくことをうれしく思う」と歓迎した。

 リニューアルでは、全長10メートルを超える草食恐竜「カマラサウルス」などのロボットを新たに配備する。カマラサウルスは施設入り口の建物脇にシンボル的な存在として設置し、建物を新たに「カマラ館」と命名。同館の入場口前にはジャングルをイメージした植栽やゲートを設け、入場者のワクワク感を高める演出をした。

 このほか、小型肉食恐竜「ヴェロキラプトル」の模型を屋根に設置した建物「ヴェロキ館」を新たに整備。同館には鏡の迷路が楽しめる遊戯スペースや巨大な昆虫像のある森を周遊する「巨大昆虫冒険ツアー」の受け付けを備える。

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 リニューアルまでツアーは休止中。また、リニューアル準備のため7月3~7日、同10~13日は臨時休業する。

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