「旬を感じる」 広島の夏 “小イワシ” が初入荷 スーパーの店頭でも人気 漁解禁

イワシ網漁が解禁され、広島の夏の味覚「小イワシ」も、広島市のスーパーにことし初めて入荷しました。

広島市安佐南区のゆめテラス祇園です。12日朝、水揚げされたばかりの新鮮な小イワシが店頭に並びました。

ことしは漁獲量が少なく、価格も上がっているそうですが、待ちわびていた人たちが次々に小イワシを手にとっていきます。

買い物客たち
「旬を感じるというかですね、せっかくだから、きょう買おうかなというふうに思っているんですけど」

「(小イワシの)天ぷらを買おうかと思ったけど、家で作るから、やっぱりこっちにしようかなと思って見ていた」

こちらの女性は、小イワシの天ぷらのおそうざいを購入していました。

買い物客
「カルシウムとかもイワシとかなら簡単じゃないですか、そのまま。だからつまみを兼ねて」

ゆめテラス祇園によりますと、ことしの小イワシはサイズが小さいことから、まずは天ぷらで食べることをおすすめしているといいます。

ゆめテラス祇園 河本勇磨 鮮魚主任
「魚というのは(お肉に比べて)旬で鮮度っていうのが、一番直結するものだと思っております。お客さまには鮮魚コーナーを通して旬を感じていただけたら、季節というものを感じていただけたら、とてもうれしく思います」

ゆめテラス祇園は、小イワシの販売を7月末ごろまで予定しているということです。

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