ファン投票年間MVPの久保建英が感謝のコメント

写真:ファンが投票するクラブMVPに選ばれた喜びを感謝を語った久保 ©Getty Images

レアル・ソシエダのファン投票によるクラブの2022-23シーズンMVPに選出された日本代表MF久保建英が、感謝のコメントを発した。スペイン『マルカ』紙の電子版が伝えている。

久保はまず2022-23シーズンを振り返って、次のようにコメントした。

「すべてが終わった今、シーズンは短かったようにも感じる。ファンの皆さんはあっという間に過ぎ去ったように感じているのではないか。でも、途中でワールドカップを挟んで2カ月間の中断があったので、とても長いシーズンだったような感覚もある」

そして、自身がMVPを受賞したことについては「チームのみんなとたくさんの試合を戦った。その中で僕に投票し、MVPに選んでくれたので、とてもうれしく思っている」と語った。

また、チームメートやファンから受けている愛情については、次のように感謝の言葉を述べている。

「チームメートが僕のことを嫌いだったら、ここでこうやって話をすることもできない。そしてファンがたくさんの愛情を注いでくれることは大きなモチベーションになるし、プレーするたびに『この期待に応えなければならない』という気持ちにさせてもらえる。特に(本拠地の)アノエタではそのような気持ちになれるし、それが好結果に結びついたのだと思う」

そして自身のパフォーマンスやチームの戦いぶりについても、高い評価を与えている。

「ラ・レアルでの1シーズン目は10点満点だ。重要な瞬間、つまりチームが気概を見せて勝ち点3を獲得しにいった試合には常に立ち会うことができた。チームの勝利に大きく貢献できた試合もたくさんあったと思うので、その点については誇らしく思っているよ」

2023-24シーズンに向けては、チャンピオンズリーグへの出場にモチベーションを高めているようだ。

「今は休養を取って充電しなければならないけど、早くピッチの中でCLのアンセムを聞きたいし、CLに参加する選手の一人になれることを楽しみにしているよ」

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