児童公園を華やかに 京都・南丹、園児らコキア植える

コキアの小さな苗を地域住民と一緒に植える園児ら(南丹市園部町・木崎町児童公園)

 京都府南丹市園部町の木崎町児童公園を華やかにしようと、地元住民と隣接する園部保育所の園児らがコキア約140本を植えた。苗に土を丁寧にかけ、赤くふわふわとした姿に育つ秋を待ち望んだ。

 木崎町など園部町の9区でつくる「桐ノ庄郷(さと)振興会」は昨年、同公園の空き地に初めてコキアを植栽した。今年は数を倍に増やし、約半数を住民が植えた後、残りは外遊びに利用する同保育所の園児との交流を兼ね、7日に合同で作業をした。

 5歳児クラスの約30人が住民から「優しく埋めて」と教わり、スコップを手にした。園児らは「土が硬い」「去年見たので楽しみ」などと話しながら小さな苗を植えた。10月ごろに色づく見込み。

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