陸上の世界選手権や中国・杭州アジア大会の選手選考会を兼ねた日本選手権混成競技最終日は11日、秋田市の秋田県営陸上競技場で行われ、女子七種競技は日本記録を持つ山﨑有紀(スズキ、長崎南高出身)が5810点で2年ぶり5度目の優勝を果たした。
第1日を2位で終えた山﨑。走り幅跳びで3位に後退し、続くやり投げも記録を伸ばせなかったが、暫定2位で迎えた最終種目800メートルで逆転Vを飾った。90点差の2位に大玉華鈴(日体大SMG)が入った。
男子十種競技は丸山優真(住友電工)が7816点で初制覇。日本記録保持者の右代啓祐(国士舘ク)は9位、リオデジャネイロ五輪代表で今季限りでの引退を表明している中村明彦(スズキ)は10位だった。
世界選手権の参加標準記録には男女とも届かなかった。
日本陸上選手権・混成 女子七種 山﨑(スズキ、長崎南高出身)が5度目の優勝果たす
- Published
- 2023/06/13 12:30 (JST)
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