プレミア移籍噂のイ・ガンインにPSGがオファーか

写真:PSGへの移籍が噂されるイ・ガンイン ©Getty Images

2022-23シーズンのラ・リーガで目覚ましい活躍を見せた韓国代表MFイ・ガンイン(マジョルカ)に、パリ・サンジェルマン移籍の可能性が浮上した。『マルカ』紙電子版や『アス』紙電子版など、スペインの複数のメディアが一斉に報じている。

イ・ガンインは同シーズンのラ・リーガで36試合に出場し、6ゴール6アシストの好成績を残した。この活躍によって今夏の移籍マーケットで一躍、注目銘柄となり、アトレティコ・マドリードが興味を示す中、本人はプレミアリーグのクラブへの移籍を希望しているとされていた。

しかし、PSGでスポーツアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏が数週間前からマジョルカのパブロ・オルテルスSD(スポーツディレクター)と交渉を重ねており、好感触を得ているという。

イ・ガンインの移籍金は2500万ユーロ(約37億6840万円)に設定されており、PSG側の提示額は『マルカ』紙電子版が「2200万ユーロ(約33億1620万円)」、『アス』紙電子版が「1200万~1500万ユーロ(約18億880万円~約22億6100万円)と開きがあるものの、「交渉成立に近づいている」という点は共通している。

また、『マルカ』紙電子版によると、マジョルカのオルテルスSDは交渉の一部にPSGの選手のマジョルカ移籍を含めたいと考えていたが、これはPSG側に拒否された模様。

また、同メディアは「PSGはイ・ガンインにトップチームでの立場とチャンピオンズリーグでのプレー機会を保証しており、これはイ・ガンインにとって非常に魅力的な条件だ」としている。

PSGではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが契約満了で退団したのに加え、フランス代表FWキリアン・エンバペが2025年6月までとなっている現行の契約を更新しない旨を明記した書簡をクラブに送ったことが明らかに。ブラジル代表FWネイマールにも移籍の噂があり、攻撃陣が大刷新される可能性がある。

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