【台湾】4月の訪台旅行者数、18.6倍の55.3万人[観光]

台湾交通部(交通省)観光局は12日、2023年4月の訪台旅行者数は前年同月の約18.6倍となる55万3,211人だったと発表した。14カ月連続でのプラス成長。前月(48万6,171人)からは13.8%増えた。

アジアからの訪台旅行者は前年同月の約18.0倍となる45万9,498人。特に伸び幅が大きかったのは香港・マカオと韓国で、香港・マカオからは約226.6倍の11万1,021人、韓国からは約133.4倍の5万8,950人が訪れた。日本は約29.5倍の5万1,851人、中国は約19.6倍の1万4,944人だった。

アジアのうち東南アジアは約10.1倍の21万6,944人。マレーシアは約60.4倍の4万4,123人、シンガポールは約78.6倍の3万8,276人だった。

米州は約33.2倍の5万1,336人で、このうち米国は約34.8倍の4万2,054人、カナダは約40.5倍の7,983人だった。

欧州は約13.8倍の3万1,545人、オセアニアは約48.7倍の9,928人、アフリカは約4.2倍の718人だった。

■1~4月は24.1倍

1~4月の訪台旅行者数は166万2,839人で、前年同期の約24.1倍となった。

アジアからの旅行者は約25.3倍の136万7,796人。香港・マカオは約92.5倍の21万9,697人、韓国は約137.9倍の20万6,981人、日本は約37.8倍の18万8,189人、中国は約10.2倍の4万4,723人だった。

アジアのうち東南アジアは約17.6倍の68万8,391人。国別ではマレーシア(約50.1倍の14万2,996人)、ベトナム(約11.8倍の13万1,852人)の順に多かった。伸び幅はシンガポール(約107.8倍の12万4,671人)が目立っている。

米州は約30.1倍の16万6,979人で、このうち米国は約32.3倍の13万5,115人、カナダは約42.9倍の2万6,553人だった。

欧州は約13.0倍の9万5,123人、オセアニアは約48.0倍の2万9,700人、アフリカは約5.2倍の2,607人となった。

華僑を除いた外国人旅行者は、約23.3倍の141万1,174人だった。

© 株式会社NNA