カンニング、試験中に…大宮駐屯地が陸尉を処分 同じ試験を受けていた同期隊員がカンニングペーパー発見

陸上自衛隊の大宮駐屯地

 陸上自衛隊大宮駐屯地(埼玉県さいたま市北区)は13日、定期試験で不正行為を行ったとして、化学学校所属の30代男性2等陸尉を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 同駐屯地によると、男性陸尉は昨年8月16日、課程教育の定期試験中に、カンニングペーパーを持ち込む不正行為を行った。同じ試験を受けていた同期隊員が発見し学校に報告した。

 事後調査の結果、男性陸尉は同年5月と7月に行われた定期試験でも、同様の手段で不正行為を行っていたことが判明している。

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