ゴルフ統合で米議員が調査要請 PGAツアーとLIV合意

ゴルフボールとカップ

 【ロサンゼルス共同】米男子ゴルフのPGAツアーと、敵対していた超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」の事業統合に関し、民主党所属のウォーレン、ワイデン両上院議員が独占禁止法違反の疑いがあるとしてガーランド司法長官に調査を要請した。14日、スポーツ専門局ESPNが報じた。

 12日には別の上院議員が両ゴルフ団体に、統合に関する通信と記録の提出を求めている。

 PGAツアーは6日にLIVとの合意を電撃的に発表。欧州ツアーも含めて新会社を設立するとした。米欧ツアーは事実上の追放処分としていたLIV参戦選手の今季終了後の復帰に向けて動く方針としたが、急な方針転換に選手、関係者には波紋が広がっている。

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