ホンダのマレーシア法人ホンダ・マレーシアは12日、小型スポーツタイプ多目的車（ＳＵＶ）「ＷＲ—Ｖ」の予約の受け付けを開始した。同社が小型ＳＵＶを投入するのは初めて。今年第３四半期（７～９月）の発売を予定する。
マレーシア全土のディーラー101カ所とホームページ、アプリで予約を受け付けている。６月16日～７月９日には、マレー半島部の一部のディーラーで車両を展示する。
ＷＲ—Ｖは、排気量1500ｃｃの直列４気筒エンジン「ＤＯＨＣ ｉ—ＶＴＥＣ」を搭載している。最高出力は121馬力、最大トルクは145Ｎｍとなる。
ホンダ・マレーシアの吉村宏信社長兼最高経営責任者（ＣＥＯ）は、マス市場を対象とした日本の自動車メーカーがマレーシアで小型ＳＵＶを投入するのは初めてとなることに言及。「ＷＲ—Ｖは、アクティブなライフスタイルを補完する、活気に満ちた大胆な個性を醸し出す小型ＳＵＶを求める若年層や家族にとって理想的なモデルだ」と述べた。
同社は今年３月、同社初となる小型ＳＵＶを７～９月に投入する計画を発表。ただ、具体的なモデルは明らかにしていなかった。
