米GDP、1.0%増予想 FRB、23年10~12月期

米ワシントンにあるFRB本部=2022年2月

 【ワシントン共同】FRBが14日公表した連邦公開市場委員会出席者の米経済見通しで、2023年10~12月期のGDPは前年同期比1.0%増になると予測し、前回予想の0.4%増から上方修正した。

 FRBは物価高抑制に向けて金融引き締めを急速に進めてきたが、想定していたほど景気が冷え込まないとの見方を示した。24年の成長率は前回予想の1.2%から1.1%へ、25年は1.9%から1.8%へ引き下げた。

 23年10~12月の平均失業率は4.1%と予想し、堅調な雇用状況を背景に前回予想の4.5%ほど悪化しないと見込み、24年、25年はそれぞれ4.5%になると見込んだ。

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